TGS2025【夢、叶し者の端くれ】

動けるし動かせるから大丈夫だとは思うんだけど、足の指が数本痺れがとれずどうしようもない。

TGS4日間で痺れてくる指は日を重ねるごとに増えていった。

それも今となっては

『ああ、私頑張れたな。』

とか

『本当に幸せだな』

とか

夢のような数日間を鮮明に思い出せる材料になっていて愛おしくさえ思っていたりする。




龍が如く20周年記念コスプレイヤーオーディションに合格して今年のTGS(東京ゲームショウ)は遊びに行く側ではなく、お客様を迎える側の立場として参加させていただきました。
いつもはひたすらに情報を追って、試遊列に入り込めるかドキドキしたり、待機列で暑い中入場まちしたり、ステージ時間に合わせて地蔵して、
物販売り切れにハラハラして、龍スタの方にお会いできないかなとキョロキョロして、目をキラキラさせながら人混みをぬって歩いていた会場で
まさかの最愛の作品、龍が如くのブースにオーディション合格者として私が立っている。
とても感慨深かったな。
Photo by Ume

そして今回本当に一部ではあるものの、裏側でどんな動きがあるのかが少し見られて嬉しかった。
メイキング動画大好きな人間なので裏側を実際にこの目で見て、体で感じられたのは一生の思い出。
TGSが終わった会場を歩けるだけで特別すぎる。
お客さんがいない試遊台、灯りの消えた大鳥居、次の日のリハーサル、いつも映像で見ているスタッフさんたちの働く生の姿。
なんというご褒美だろう。

そして、ファンへの対応と同じように笑顔で対応してくれるスタッフさんたち。
ああ本当に龍が如くスタジオはあたたかい。
どんどん好きになる。


裏側の話はどこまでしていいのかわからないのでここでは基本書かないでおこうと思う。


いろいろな思いが脳みそにも体にもいっぱい溢れすぎて何を書いていこうか全然まとまらない。
最後までまとまらないと思うけどそれはごめん。


今回こうして『楽しかった』『幸せだった』『終わってしまったことがさみしい』と、そう思えたということは環境もよく、何より一緒に出演したレイヤーのみんなとスタッフの皆さまがいい方ばかりだったのが一番だったんだなって思うよね。
『いい方』とか簡単な言葉だと薄っぺらく感じるかもしれないけど、そこは私の語彙力のなさを察して許してほしい。
本当にみんないい方ばかりで助かったし、ありがたかった。
居心地のよさって大切だなって。4日間も一緒にいたんだもの。
人間関係でのトラブルや居心地の悪さは一切なかった。
みんながみんな尊重し合ってリスペクトし合っていたように感じてる。


あと、龍が用意してくれるお弁当が美味しいと配信などでもたまに言われてるけど、お世辞ではなく美味しかった。
これは言っても怒られないと思うから言っちゃった。
イベントごととなるとご飯をなかなか食べられなかったり、食欲がなかったりしがちだけど、なんだかんだしっかり食べてたな。すごい。
スタッフさんが『冷めても美味しいご飯は本物』って言ってたの聞いて、ほんとそれって思った。
ただ、私は付け髭の関係で大きな口を開けてご飯が食べれなかったので、そこだけ悔しかったかな。


いつも新しいことに挑戦して、どんどん大きくなる龍スタ。
大体有名になってくると古参って『昔のほうがよかった』なんて言って離れていってしまったりする人も多いけど、私が好きな龍スタはそんなこと思わせない。
どんどんどんどん進んでいく。
気づいたら意味わからないぐらい先で新しい世界や時代を作り上げていてファンがそこにたどり着いた時には完璧な龍が如くの世界が広がってる。
ああたまらない。書いていてワクワクしてくる。
もっとファンが増えろ。
そしてもっともっと大きくなってほしい。
そう思える作品を好きになれて本当によかった。

気づいたらラブレター書いてたわ。


この4日間本当にいろいろな気持ちになり、勉強になり。
収穫がとても多い。充実しすぎていた。

ここに立ちたかった人達がいる。
そして龍が如くスタジオに選んでいただけた合格者なのだから、謙遜しすぎるのは全員に失礼だということにも気づけた。
陰と陽であれば間違いなく陰のコスプレイヤーなのでどうしても謙遜したり自分を卑下したりしがちだけど、今回はそれをしてはいけない。
胸を張って自信を持って前を向いてしっかり役割を果たそうと、その中で全力で楽しませていただこうと。
この歳になってだけどまた成長できたなと心から思ってる。
今まで自分の自信度が5だったら、TGSを終えての自分は50ぐらいの自信が持ててると思う。
だって大好きで憧れの龍スタから合格をもらったのだから。合格ラインに立てるところまでは行けたのだから。
キャラクターチョイスの力はきっと大きいけど、それも味方につけられたからこうして結果を出せたのだろうし。
自信を持とう。天狗にはならない程度に。

そしてコスするにあたってキャラクターへのリスペクトも今までより格段に上がったと思う。
このキャラクターはこうするべきだ、こうしないはずだ。等の動きも含め、キャラクターをお借りしている以上しっかりしなきゃなとも思うようになった。

普段の撮影では10秒も止まってられないのに30分もポーズを取り続けるという私史上前代未聞の快挙を成し遂げてもいる。

私は龍が如くでできていると言っても過言ではないほど、人生で龍が如くの影響を受けまくって生きている。
いや、【龍が如くスタジオの】かな。
仕事にしても、ファッションにしても何でもかんでも私の生活の何処かに必ず紛れ込んでいる龍スタ・龍スタ的思考。
龍に生かされてるなって思う。


そんな私にとって大切すぎる龍が如くという作品を盛り上げるお手伝いができたことを心から誇りに思います。

どうして公式コスプレイヤーという言葉を使わないか疑問に思ってる方もいるかもしれないけど、それはまた別のお話。

一緒に大鳥居の下に並んだ戦友のコスプレイヤーさん達ともまた会えたらいいな。

今後の活動はわかりません。
隠してるとかじゃなくて本当に何もないからわからないとしか言えない。
友人らから聞かれるのでここに書いておきました。
ただ一つ、また何かで役に立てるのなら私はいつでもすっ飛んでいくと言っておきたい。

改めまして、龍が如く20周年記念コスプレイヤーオーディションに合格できたこと、そしてTGSという大きな舞台で龍ブースに立たせていただけたことに心からの感謝を。
この思い出は一生の宝物です。


そして変わらず私は龍が如くを追っかける限界オタクを続けていきます。





最後さっぱり終わってるけど、思っている以上に寂しさが強かったりね。しているのだよ。
時間を戻せるなら一生私はあの4日間にこもっていたい。
TGSロスというやつ。

龍が如くに尽くして足の指がとれても、きっと私はそれすら愛おしく思うだろう。

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